旅人教師@アジ亜太郎

道があるなら陸路で行こう。 ~貧乏人の一人旅~

MENU

インドでパスポートを紛失。ポイントは盗難紛失証明書と戸籍謄本だ。 

このままでは、日本に帰れない! パスポートは命の次に大切です。

旅の途中で、大切なパスポートを失くしてしまったら…。

 

 

 

ここでは、「日本に帰るため」の手段について紹介します。

 

 

まず最初に、

パスポートの紛失を想定して、日本から予め持って行った方がいいものがこれだ。

◆戸籍謄本 (6カ月以内→場合によっては、faxでの送信も可能か!?)

◆写真2枚 (白黒・カラー問わず。縦4.5×横3.5センチ) 

◆パスポートのコピーか、航空券→手続きの進め方によって必要なものが異なるので、後述する。

 

 これらが、いざというときに手に入りにくい、必要書類の一部になる。

紛失や盗難が心配な人は、事前準備しておこう。

もしも持っていなくても慌てる必要はない。

大使館に行けば、相談にのってくれる。

 

◆日本大使館の所在地

 ・日本大使館 Embassy of Japan

所在地:50-G,Chanakyapuri,New Delhi 110021,India

電話:(91-11)2687-6581

Fax:(91-11)2688-5587

HP:https://www.in.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

 

 

出国するための2つの方法

 

旅の中では、

パスポート等の貴重品は、肌身離さず持っているのが基本。

 

パスポートの管理が当然のこととは言えども、どうしてもやむを得ず

手放してしまう場面もあるだろう。

 

 

インドの旅では、

人が集まる都市部では特に警戒が必要だ。

ほんの一瞬で、物がなくなってしまうことがあるからだ。

 

 もしも、パスポートがなくなったらどうすればいいの?

 

一番の心配、

日本に帰れるのか?

 

安心してください。

日本に帰ることはできます。

 

あなたがまだ、

旅の途中なら、

他国に行くこともできます。

 

インドから出国するための、2つの手段がこれ。

①帰国のための「渡航書」 ②パスポートの再発行
期 間 期 間
書類完成後、当日or翌日 書類完成後、当日or翌日
費 用 費 用
1530Rs 10年9820Rs 5年6750Rs
日本から持って行っていた方がいいもの 日本から持って行っていた方がいいもの
①戸籍謄本(6カ月以内のもの→大使館に相談すればfaxでも代用できる可能性もある。)②写真2枚白黒カラー問わず(縦4.5㎝×横3.5㎝)③航空券④発行手数料現金 ①戸籍謄本(6カ月以内のもの→大使館に相談すればfaxでも代用できる可能性もある。)②写真2枚白黒カラー問わず(縦4.5㎝×横3.5㎝)③パスポートのコピー(及び、できればビザのコピー。)④発行手数料現金
現地警察で 現地警察で
盗難紛失届証明書(ポリスレポート) ※コピーを複数枚とっておくこと。 ※できれば「追跡証明書」の内容ももりこんでもらうよう強くお願いしたい。
大使館ですること 大使館ですること
①渡航書を出してもらう申請書 ②緊急帰国の事情説明書 ③紛失一般旅券等届出書 ①パスポートの再発行申請 5年or10年 ②紛失一般旅券等届出書
出国まであと一歩! 出国許可書の申請 ※外国人管理局(FRRO)にて手続き
①出国許可書申請 ②大使館からの事情説明の手紙(指示書) ③現地警察による追跡調査書(※先にもらった、「盗難紛失届証明書」に併記してあれば代用がきく) ④個人的に出国したい旨を書いた手紙

 

 

 

 

①とりあえず、日本に帰国するだけの場合は

 「帰国のための渡航書」を取得する。

 

②この先も旅を続ける、あるいはパスポートを再発行したい場合は

「パスポートの再発行」手続きをする。

 

ことになります。

 

 

いずれの場合にも、

①or②それらの申請手続き→大使館・領事館にて

 

さらに

③出国許可証の申請手続き→外国人管理局にて

の2ヶ所での手続きが、必要となる。

 

さらに、

④警察にも行く必要、と

 

人によっては、

⑤海外傷害保険の保険料の申請手続き

もあり、手続きは煩雑だ。

 

 

それでも、1990年代には、

①や②の手続きには「数週間」が必要だったが、

 

近年は、書類さえあれば、

当日、または翌日の発行も可能となっており、事務手続きは、かなり高速化している。

 

以下、それぞれの手続きについてみていきたい。

 

 

 

 

 

帰国のための「渡航書」とは

 

 とりあえず、なにはさておき、「日本に帰国する」ための手続きだ。

 

日本帰国するために、一度だけ使用できる渡航許可だ。

 

この「渡航書」の効力は抜群なので、渡航許可が、発行されてからパスポートが見つかっても、そのパスポートは一切使うことができない。

「帰国のための渡航書」は、パスポートも必要としない、緊急で日本帰国するための、最終手段である。

 

その手続きは、

①紛失一般旅券等届出書@大使館にて

(私、パスポートなくしてもて持ってませんねん。という申請。これを申請すると、パスポートの効力は無くなる。)

 

②渡航書発給申請書@大使館にて

(パスポート無いけど、日本に帰国させて欲しいので、渡航書ください。という申請。) 

③紛失・盗難・その他被害届@大使館にて

(こんな被害に遭いました。助けてください。という申し出。)

 

以上が大使館での手続きだが、警察にも行かなければならない。

 

④警察発行の盗難・紛失届証明書@現地警察にて

(パスポートがなくなった公的な証明書類)

この書類は、簡単に大使館で手に入るものではないので、重要だし、手間もかかる。

インドの現地警察に動いてもらわなければもらえない。

すぐに発行してくれる警察もいるが、その日のうちに発行せず、しばらく探すように言われる場合もある。

何とかお願いして、迅速に手にいれたいものだ。

 

ちなみに、「パスポートを無くした」という事実は変わらないので、発行をお願いする警察は、大使館や領事館の近くの警察がいいかも知れない。

(パスポート以外のものの盗難・紛失届は、どこの警察でもいいが。)

 

場合によっては、その警察に何度か足を運ばなければならないからだ。

大使館近くの警察に申し出るときは、無くした場所もできるだけ、その付近にする方がいい。

 

正直に遠くでなくしたと言うと、「現地に行って頼め」と言われかねない。警察ごとの管轄を主張されて余計な手間がかかる可能性があるからだ。

 

さらに、この書類は、

 

必ず複数枚コピーを取っておこう。

あとあと、保険の申請などで、求められることがあるからだ。

※2度手にいれることは不可能に近いだろう。

さらに、この書類をもらうときのテクニックとして、

「盗難・紛失届証明書」の内容だけではなく、

 

★「追跡証明書(紛失したものを追跡調査して探してんけど、全然みつかりませんねん。という旨)」の内容を盛り込んでおいた方がいい。

 

あとで、外国人管理局に行ったときに、

「追跡証明書」が改めて必要になる場合があるから。

可能ならば、代用がきくような状態で仕上げておいた方がいいだろう。

特別に決まった書式がない場合も多いので、書類に2種類の内容を盛り込むことは難しくはないはずだ。

 

しかし、難しいのは、インド警察との交渉。

インド警察はすぐに「OK」とうなずいてくれることは少ないだろうから、ホテルスタッフ等の現地で仲良くなった人の助けを借りた方がいいかも知れない。

 

 

そして最後に必要にものが、

日本で準備しておいた方がいいと前述した、

 

⑤写真2枚(6ヶ月以内のもの)

⑥戸籍謄本(または抄本)

⑦航空券

と、

⑧緊急で帰国しなければならない事情説明

 だ。

 

どうしても書類がそろわない場合は、大使館で相談することができるので、まずは大使館へ行ってみよう!

 

以上が、「帰国のための渡航書」の申請方法だ。

それが、完了したら、

次は「出国許可書」を申請しなければならないが、これについては、後述する。

 

 

 パスポートの再発行の手続きを申請する場合は、

 次にパスポートの再発行申請をする場合。

 

 

この手続きの場合も、なにはともあれ大使館へ行こう。

 

 必要な手続きは

①紛失一般旅券等届出書@大使館にて

(私、パスポートなくしてもて持ってませんねん。という申請。これを申請すると、パスポートの効力は無くなる。)

 

②パスポートの再発行申請書@大使館にて

(パスポートがなくなったので、新しいパスポートを発行してほしいねん。という申請)

 

そして、日本から用意してきておいた

③写真2枚(6ヶ月以内のもの)

④戸籍謄本(または抄本)

⑤パスポートのコピーとビザのコピー

だ。

 

さらに、 

パスポートの再発行手続きの場合でも、

⑥警察発行の盗難・紛失届証明書@現地警察にて

(パスポートがなくなった公的な証明書類)が必要となる。

 

この書類の注意点は、

「帰国のための「渡航書」の手続きで記したとおりである。

要領よく、取得したい書類だ。

 

これらの書類がそろいさえすれば、

早ければ当日中にパスポートが再発行される。

 

費用は5年6750Rs  10年9820Rsとなっている。

 

 

 

さいごの申請が「出国許可書申請」だ

・帰国のための「渡航書」か

・パスポートの再発行が整えば、インド出国まであと一歩。 

 

さいごに、必要なのが、

「出国許可書申請」は@外国人管理局(外国人登録事務局)にて行う

の申請だ。

 

インドに入国した際、

査証の発行により、インド国内に入国を許された外国人だ、

という登録が残っている。

 

紛失前のパスポートにその記録が残っているが、

パスポートがなくなっているので、

わざわざその登録を抹消する手続きをしなければならないのだ。

 

査証の記録を抹消することで、「私は出国します。」という意思表示にもなる。

 

 

 

「出国許可書」は「外国人登録事務局」というところで申請する。

 

しかし、この「外国人登録事務局」はいろいろなネーミングがついていて、ややこしい場合がある。ときに、「FRRO(Foreigner Regional Registration Office)」と称される場合もある。日本では、2019年4月から「入国管理局」が、新たに「出入国在留管理庁」という名前に改められ、同様の手続きを行っている。

 

日本の出国手続きは、外国人の出国を的確に把握するための手続きであり、出国自体を規制するためのものではない、となっているので、インドでも本質的には同じはずだが、インド人特有のもっていきかたがあるので、少し手間取ることを予想しておきたいところ。(日数や時間、書類の不足などを、担当者の気分によって指摘してんちゃうんか、と思うこともあるだろうが、余裕を持って。気長に取り組むしかない。)

 

 

◆デリー外国人登録事務局(Foreigner Regional Registration Office)の所在地

・デリー外国人登録事務局

所在地:East Block-8, Level-2, Sector-1, R.K. Puram New Delhi-110066

電話:(91-11)2671-1384

E-mail:boihq@mha.nic.in

受付時間:9:30-15:00

基本的に、インド四大都市では、各都市の警察本部の中にFRROが所在しているので、一度問い合わせてみるか、足を運んでみるといいだろう。

 

「出国許可証」のための申請手続きには、

①出国許可証の申請書

②日本大使館からの事情説明の手紙

③パスポートや帰国のための「渡航書」の発行のときに警察で発行された「盗難・紛失届証明書」※これは、特別な書式がないので、備考として「追跡証明書」(パスポートを紛失して、ずいぶん探したんだけどいまだに見つかってないんだよという旨)の内容を盛り込んでおくと、FRROでの手続きに同じものが使える可能性が高い。※何度も言うが、警察から出してもらった証明書は必ずコピーをとっておくこと。よっぽどでないと、インド警察は、二度と同じ書類は出してくれないと思っておくこと。

④さらに、念のため自分自身で書いた帰国させてほしい旨を書いた手紙(まあ、上申書のようなもの)

を用意して行くといいだろう。

 

以上を用意して手続きを進めよう。

 

 

もし、入国した地点がデリーだったら、

デリーのFRROでは、手続きがスムーズに進む可能性がある。

デリーに、入国外国人の登録情報があるからだ。

 

逆に、他の地点から入国して、デリーで申請する場合でも

登録情報は照合できるが、

やや日数がかかる可能性があるので、ここでも少し余裕を持って待とう。

 

 

必ず帰国できるので、無事の帰国を待っています。

 

 

亜太郎

 

Copyright©2019 AsiAtaro.Allright Reserved.